遺品整理を自分でするのが想像以上に大変な理由
公開日:2022-11-15 20:47
目次
あなたは、親の遺品の整理をした経験がありますか。
戦後を生き抜いてきた方々が残した物は、家族の想像を超える量であることが少なくありません。
物のない時代には、物を大切に扱い、たとえ壊れたり破けたりしても、修理しながら長年使い続けるのが当たり前でした。そのため、親が亡くなった後に、家の中の、すさまじい物量に圧倒されて、
「何から手をつけていいのか全然わからない」
「物が多すぎて困っている」
といった悩みが増えています。
今回は、大事な人の遺品の整理についてお伝えします。
遺品整理の作業が進まない現実
当初は、残された家族の手で、一つ一つの物に向き合いながら一生懸命仕分けをするつもりでいても、いざ現場に行くと、作業の手が止まってしまうことがよく起こります。
それは、遺品整理が、通常の片付けよりも難易度が高いからです。
遺品整理は、「亡くなった人が残してくれた物」という特別な見方をしてしまうため、思い出が蘇り、処分するための判断力が鈍ってしまうのです。
私たちは通常の片付けでも、なかなか上手くいかないことがあります。他の人の物に対して、どう手をつけていいのか迷うのも当然です。
遺品整理のスペシャリストに頼るのも手
遺品整理には、民間の資格制度があります。遺品の正しい取扱い方や、リサイクルや供養、廃棄方法などの専門知識を学んだ人に与えられるものです。
このようなスペシャリストに頼めば、どんなに物量があったとしても、短時間で効率よく遺品を整理することができます。
業者に依頼した方が良い人の特徴
①住まいが遺品整理をする所から離れており、頻繁に通えない
②自分の体が思うように動かず、助けが必要
③遺品整理をするための時間が取れないほど多忙
④大きな家具をまとめて運搬する手段がない
⑤量が多すぎて自分ではどうにもならない状態
⑥遺品整理が初めてで、段取りもわからず、一人で全部するには精神的に辛い
自分一人で遺品整理をすると、思い出があふれてなかなか作業が進まないこともあります。その上、リサイクルに出すのか、廃棄方法はどうすべきなのか、供養をした方が良いのか、などという細かいことまで繰り返し判断をするのはとても大変です。専門家へ依頼をすると、メリットがたくさんあります。
遺品整理業者へ依頼できること
・不用品と必要な物の仕分け作業
・重たい物の運び出し
・リサイクル、供養、処分の判断
・作業後の掃除
まとめ
いかがでしたか。今回は、遺品整理についてお伝えしました。遺品整理は、まずは自分でやってみて、もし無理だと感じたら、業者へ見積りを依頼してみると良いでしょう。